HOME > やさしい易学講座 > バックナンバー > 開運講座・第3回
開運お水取り
バックナンバー
今回は四柱推命でみる相性をご紹介します。
四柱推命というと難しい学問だと思われていますが、以外と簡単に活用できるものもあります。
それが結婚の時期と相性です。
結婚の時期と相性
日干からみた通変星で男女の相性が判ります。
女性の場合は相手の男性が正官にあたっていると相性が良く、男性にとっては相手の女性が正財にあたっていると相性が良いのです。
その良い例が2月にご結婚された俳優の反町隆史さんと、松嶋菜々子さんです。反町さんの日干は己(つちのと)で、松嶋さんの日干は壬(みずのえ)にあたり、下の【表1】通変星表をみると、それぞれお互いからみて正財・正官となります。
では日干の調べ方からご説明いたしましょう。
まず、日干支(生まれた日の干支)を調べますが、これは通常の暦では分かりません。
萬年暦などでも調べられますが、私の拙著「金運をつかむ四柱推命」「金運がつく九星方位術」「日破殺暦」には下のような生まれた日の日干支を調べられる早見表が載っています。
先ほどの反町さん・松嶋さんを例に説明いたします。
反町さんは昭和48年12月19日生まれですから、【表2】基数早見表の「昭和48年生まれ」と「12月」の基数をみると「7」とあります。この基数に生まれた日の「19」を足した「26」が日干支の番号となります。【表3】日干支早見表で「26」をみると「己丑(つちのとうし)」とあります。これが反町さんの日干支で、日干は「己(つちのと)」という事が判ります。
同じように松嶋さんの場合は昭和48年10月13日生まれですから、基数「6」+生日「13」=「19」となり、日干支は「壬午(みずのえうま)」、日干は「壬(みずのえ)」となります。  なお、数字が60より大きくなってしまう場合には、60を引いた数で判別します。
次にこの日干を先ほどの通変星表に当てはめてみましょう。
反町さんの日干である「己(つちのと)日」の列をみると松嶋さんの日干「壬(みずのえ)」は正財の行にあります。
松嶋さんの日干である「壬(みずのえ)日」の列をみると反町さんの日干「己(つちのと)」は正官の行にあります。
四柱推命では、正財は妻を表し、正官は夫を表すのです。つまり、男性の日干からみて相手の女性の日干が正財に、女性の日干からみて相手の男性の日干が正官にあたっていれば結婚運は大吉で、安定した結婚生活が予想されます。
反対に非常に相性の悪いのは、お互いからの通変星が偏印や傷官にあたると結婚生活は波乱万丈となり、維持する事が大変難しくなります。また、金運も悪く、結婚した途端に生活が苦しくなるケースが多くなってくるのです。
西洋の諺では「貧乏が窓から入ってくると幸せは戸口から逃げて行く」と言われ、「生活が苦しくなってくると結婚生活も破綻する」と結婚と金運の関係を的確に表現しています。
また、それは結婚の時期にもあてはまります。詳しくは大運といって10年毎の運勢をみるのですが、簡単に年の十干がその人の日干からみて、男は正財、女は正官にあたっていればその年の結婚運は大吉となるわけです。
まだ独身の人は是非この定義を利用し良縁を掴んでください。
ただし、前記の反町さん達の場合、大運では傷官などの時期にあたっており、時期尚早の感があります。
しかし、お二人の結婚生活に幸あれ・・・です。
【表1】通変星表
日干  
癸日 壬日 辛日 庚日 己日 戊日 丁日 丙日 乙日 甲日
比肩

劫財
食神
傷官
偏財
正財
偏官
正官
偏印
印綬
【表2】基数早見表
  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
昭和47年生まれ 27 58 27 58 28 59 29 0 31 1 32 2
昭和48年生まれ 33 4 32 3 33 4 35 5 36 6 37 7
昭和49年生まれ 38 9 37 8 38 9 39 10 41 11 42 12
【表3】日干支早見表
1 甲子(きのえね) 21 甲申(きのえさる) 41 甲辰(きのえたつ)
2 乙丑(きのとうし) 22 乙酉(きのととり) 42 乙巳(きのとみ)
3 丙寅(ひのえとら) 23 丙戌(ひのえいぬ) 43 丙午(ひのえうま)
4 丁卯(ひのとう) 24 丁亥(ひのとい) 44 丁未(ひのとひつじ)
5 戊辰(つちのえたつ) 25 戊子(つちのえね) 45 戊申(つちのえさる)
6 己巳(つちのとみ) 26 己丑(つちのとうし) 46 己酉(つちのととり)
7 庚午(かのえうま) 27 庚寅(かのえとら) 47 庚戌(かのえいぬ)
8 辛未(かのとひつじ) 28 辛卯(かのとう) 48 辛亥(かのとい)
9 壬申(みずのえさる) 29 壬辰(みずのえたつ) 49 壬子(みずのえね)
10 癸酉(みずのととり) 30 癸巳(みずのとみ) 50 癸丑(みずのとうし)
11 甲戌(きのえいぬ) 31 甲午(きのえうま) 51 甲寅(きのえとら)
12 乙亥(きのとい) 32 乙未(きのとひつじ) 52 乙卯(きのとう)
13 丙子(ひのえね) 33 丙申(ひのえさる) 53 丙辰(ひのえたつ)
14 丁丑(ひのとうし) 34 丁酉(ひのととり) 54 丁巳(ひのとみ)
15 戊寅(つちのえとら) 35 戊戌(つちのえいぬ) 55 戊午(つちのえうま)
16 己卯(つちのとう) 36 己亥(つちのとい) 56 己未(つちのとひつじ)
17 庚辰(かのえたつ) 37 庚子(かのえね) 57 庚申(かのえさる)
18 辛巳(かのとみ) 38 辛丑(かのとうし) 58 辛酉(かのととり)
19 壬午(みずのえうま) 39 壬寅(みずのえとら) 59 壬戌(みずのえいぬ)
20 癸未(みずのとひつじ) 40 癸卯(みずのとう) 60 癸亥(みずのとい)
泉妙易占学院