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日破殺については、だいだいお解り頂けたかと思います。
今回は、「日破殺の日にはどんな事が起きるのか?」を、もう少し詳しく検証してゆきましょう。 |
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第4回でも述べましたように、日盤と定位盤を重ね、日破殺の九星と重なった定位の九星の象意から日破殺の日に起きる現象を判断します。象意とは九星が象徴する意味の事で、五行・方位・季節・月・えとなどからきています。 |
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前回の例では、4月22日は六白金星の人が日破殺にあたっており、定位盤の七赤金星の上に乗っています。そうすると、六白金星の人は七赤金星の悪い象意の影響を受けます。七赤金星の象意は主に「金銭」「異性」「飲食」「娯楽」等ですので、異性にふられたり、お金を落としたり、まずい食事を食べる事になったり、遊びすぎて散財したりという事になります。 |
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それでは、定位盤の九星の象意をわかりやすく説明します。
なお、中宮に入った九星に日破殺はありませんが、五黄土星にも象意を入れておきました。 |
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何故この様な象意が出てくるかというのは、それぞれの九星の五行・方位・季節・月・えとなどを連想ゲームのように考えれば、おのずと解ってきます。
例えば、一白水星は水星ですから、五行では「水」を表します。
水 → 流れる → 交流 → 取引 → 商売
このように、象意となる色々なキーワードが導き出されてきます。 |
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次に、五行と方位を組み合わせて象意を探してみましょう。一白水星があらわす方位は北方位です。
水・北方位 → 冷たい → 寒い → 暗い → 陰 → 悩み
と、なります。
また、先ほどの「陰」からは、
陰 → 男女の交わり → 交際 → 色情 → 愛情
が、導き出されます。 |
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えとからは、一白水星のえとは子(ね)ですから、
子 → 種子 → 受胎 → 妊娠 → 子供 → 家庭 → 家族
などのキーワードが出てきます。 |
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日破殺の日はこれらの象意があらわす事柄が悪く表れるわけですから、一白水星が日破殺の日は、男女関係で嫌な事があったり、商売が不振だったり、孤独で憂鬱になったり、子供の事で問題が起こったり、婦人科系の諸病を悪くしたり・・・というような悪い事が起こる日であると予想されます。 |
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泉妙易占学院 |