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開運お水取り
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平成14年は七赤金星の年です。図のように七赤金星が中宮(中央)に入りますので、世の中は七赤金星的な象意が表れてきます。第5回の日破殺に関する講座でも述べましたが、九星にはそれぞれ象意といって九星が象徴する意味があり、それは五行・方位・季節・月・えとなどからきています。
さて七赤金星には、金銭・現金・金融・浪費・騙す・恋愛・性・沢・飲食・娯楽・喜び・色気・星座・口・女子・祝い・サラ金・賭け事・サービスなどの象意があります。
特に金銭・金融などは七赤金星の主となる象意です。従って、現在滞っているお金の流れがスムーズになり、徐々に景気が回復してくる兆しが表れるでしょう。しかし、平成14年初頭の段階では、まだまだ八白土星の持つ「停滞」の象意の影響を受けますので、景気回復は3月以降と予測されます。
しかし、その一方で七赤金星には浪費・騙すなどの悪い意味もありますので、巨額の強盗事件が発生したり、金融に関する不祥事が発覚したりしそうです。
また、恋愛・性等の象意から、性犯罪の多発なども心配です。
以上が七赤金星の象意ですが、他の九星の方位にも注目してみましょう。
七赤金星と同じく女性の象意がある二黒土星が九紫火星の上に乗っていますが、七赤金星と異なるのは二黒土星が中年の女性を表すことです。また、二黒土星は定位の九紫火星とも相性が良いので、非常に良い状態です。従って、何かと中年の女性が注目され、あらゆる分野で女性の活躍が期待できます。
三碧木星の定位に五黄土星が乗っています。三碧木星には爆発などの凶意があるので、テロなどを含めた爆発事件も心配です。
七赤金星の定位には九紫火星が暗剣殺の状態で乗っています。九紫火星の火災、七赤金星の沢(水)などの象意から、海上での船舶火災も懸念されます。
総合的に観て平成13年より景気は回復しますが、世の中の流れが益々快楽的傾向に流れやすいのも気になるところです。
泉妙易占学院